
社会の”常識”に合わせようとしてるけど、なんか違和感がある…私の感じ方って、おかしいのかな?

ううん、それはむしろ、素晴らしい“感覚”だよ。違和感は無視しなくていいんだ。
世間では“正しい”とか“普通”とされる価値観や常識がありますよね。
しかしHSS型HSPにとっては、その「価値観や常識」が、苦しさの原因になっていることも少なくありません。
僕自身、ずっと“正しさ”を求められ、世間や親世代の価値観に従おうとした結果、
長年、自分らしく生きられなかった時期があったんです。
それがとても辛かったんですよね。
今回の記事では、世間的に”正しい”とされる「仕事の常識・価値観」を5つピックアップし、
なぜHSS型HSPにとっては苦しいのか、どうして違和感を覚えるのかを論理的に解説しようと思います。
記事の雰囲気は“論破”っぽく見えるかもしれませんが、目的は対立じゃありません。
むしろこの記事は、
- 「あなたの感覚はおかしくない」
- 「世間の常識がすべてじゃない」
そう気づいてもらうための、心の確認作業のようなものです。
- 「自分の価値観を信じたい」
- 「自分らしく生きていきたい」
- 「もう、誰かの“正しさ”に押しつぶされたくない」
そう願う、HSS型HSPさんの背中を押す内容になっています。
ぜひ最後まで読んで、自分の中の“確かな感覚”を取り戻してみてくださいね。
仕事における世間の「常識・価値観」
では、世間的に正しいとされる仕事の常識や価値観を5つを確認していきましょう。
1.HSS型HSPは「石の上にも3年」に違和感を覚える

仕事の基本は石の上にも3年なんだよ!
この言葉の意味は、「冷たい石も、3年くらい座っていれば温まること」から、
現代においては「仕事は少なくとも3年を目安に続けよう」という意味に転じて使われることが一般的。
しかしこれはあくまで”大多数の人”は3年くらい仕事を継続する力があるのであって、HSS型HSPにそれがあるとは限りません。
なぜなら、HSS型HSPは情報を深く処理でき、ひとつの経験からいくつもの発見をする力を持っている一方で、
- 一気に処理する情報が多いと疲労する
- 単純作業に退屈しやすい
- 不得意なことに対する耐性が低い
など、仕事の持続可能性が低い特徴もあわせ持つので、基本的に石の上に3年も座っていられないのがHSS型HSP。

自分が継続できた期間で得た経験が濃密なら、しっかりそれを活かして次に進みましょう!
2.HSS型HSPは「正社員こそ安定」に違和感を覚える

正社員じゃないとお金に困るからダメなんじゃ!
結論から言えば、「正社員じゃない=お金に困る・まともに生活できない」なんて、ないです。
なぜなら、お金に困らない方法は、正社員になること以外にも、解決策がさまざまあるから。
たとえばHSS型HSPの僕は「無駄なものは脳の刺激になって疲れやすい」という原体験からミニマリストになり、今では少ないお金でも生活する術を心得ています。
そのため現在は週3日、趣味の筋トレを活かしてフィットネスジムでバイトをしながら、フリーランスで活動できています。
他にも、「自分は人間関係が苦手」という方は、積極的に「ひとりで仕事ができるスキル」や「他人をスルーするスキル」、あえて「コミュニケーションスキル」を高めることも、自分の欠点を補完できるかもしれません。
お金の問題は冷静に考えれば対処できることもあるので、
「不安定=ダメ」ではなく、自分がどれくらいお金が必要で、どう生きたいかを中心に考えるのが大事。

自分がどう働きたいかは、あなたの内側に絶対の答えがありますよ!
3.HSS型HSPは「やりたいことより稼げる仕事が正解」に違和感を覚える

やりたいことで生きていけるのは一握りなのよ!あなたには無理ね!
結論から言えば、ドリームキラーとは関わらないこと。
ドリームキラーとは、他人に夢や目標を否定し、「そんなのできない」と言い切る人のことです。
まるで何でも知っているかのように口を挟んでくるような人とは積極的に距離を置き、深入りしないのがベスト。
とはいえ実際、やりたいことで生きられる人は少数かもしれませんが、何歳になってもやりたいこと自体はやれるので、まずは小さく始めてみるのがおすすめ。

僕は筋トレを楽しんでいたら仕事になったよ。焦らず楽しんでいたらいつの間にか仕事になっていくから、小さくやりたいことをやっていこう!
4.HSS型HSPは「転職回数が多いと信用されない」に違和感を覚える

君は転職回数が多いな〜信用できるか、説明してもらおう。
HSS型HSPにとって転職は、もはや当たり前の自己防衛スキル。
それを「信用に値しない」と評価されるのは、悲しいですが現実問題です。
しかし、本当にそうなのでしょうか。
結論から言えば、「転職理由を説明できれば受かる会社はあるので気にしなくていい」と僕は思います。
最も困るのは「精神に異常をきたすまで働く」だと思うので、我慢して転職自体を選択肢から外すのではなく、
転職理由を説明するコミュニケーションスキルや論理的な思考力を磨く方が長期的にみて重要です。

HSS型HSPにおける転職は、新たな変化や刺激の追求、また繊細さを防衛する側面もあるので、絶対に自己否定しないことです。
5.HSS型HSPは「繊細=甘え」という偏見に違和感を覚える

繊細?考えたことないな〜。そういうレッテルを自分に貼らないほうがいいよ
結論、HSPは甘えではなく、遺伝的な気質です。
身長や骨格、肌の色などと同じように、生まれつきのものなんですよね。
なのでそれについてコメントをするのは、言うまでもなく「ナンセンス」。
むしろ、HSS型HSPの特性を理解し、自分に合ったやり方で仕事ができれば、最強の武器になることもあるので、
絶対に自分自身には「HSS型HSPは甘え」と思わないようにしてくださいね。
まとめ:違和感は自分らしく生きるサイン
今回の記事では伝えきれないほど、世間には多くの「正しさ」や「常識」にあふれています。
しかし、それが全てHSS型HSPに当てはまるわけではないので、自分の正しさを見つけていきましょう。
- 「石の上にも3年」は、HSS型HSPには負担大
- 正社員=安定とは限らない
- やりたいことも仕事にできる
- 転職が多くても説明できればOK
- HSPは“甘え”じゃなく気質
世間の常識に合わせようとして苦しくなっているなら、それはあなたが「自分らしく生きたい」と願っている証拠なんです。
その感覚や違和感を、どうか忘れないように。
このブログ発信も、仕事への違和感が原点となり、自分らしく生きたい人に情報を届けるモチベーションとなっています。
あなたの人生はあなたが決めていいんですから。
また次の投稿でお会いしましょう!X(旧Twitter)もやっているのでフォローしてお待ちください!
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