こんにちは、まさしです。このブログは、社会や他人の期待に応えすぎて自分らしさを見失ってしまった20代のHSS型HSPさんが、自分の魅力に気づき、自分らしく自信を持って生きてもらうために情報発信をしています。
今回は、HSS型HSPさんは自分軸で生きられるヒントについてお話ししていきます!
この記事は、こんな人におすすめ!
- 価値観が分からずいつも周囲の意見に流されてしまう…
- 人の期待に応えすぎて疲れている…
私も過去、家族や社会の期待に応えようと必死になりすぎて体調不良を起こし、退職するまでは全く同じように悩んでいました。
期待に応えれば全てが上手くいくと思い込んでいたんです。
しかし期待に応えて働くのは限界がありました。
そこで私は退職後、自分が何を大事にし、何をやりたいのかを1個ずつ言語化していきました。
今では過去に比べ、自分らしい日常を送れていて、特に筋トレが大好きなので、元気にマッチョ生活を送っています笑
この間に得た自分軸で生きられるようになった経験をヒントとしてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
そもそも自分軸・他人軸とは
私は自分軸を、自分自身の価値観や信念、生きる上で大事なことを優先する姿勢だと思います。
これらの姿勢を継続して貫くことで、結果的に「自分軸」という柱が立つのかなと今時点では解釈しています。
一方で他人軸は、自分の行動や選択の基準を他人の意見や期待、評価に委ねることだと考えています。
他者の意見を優先するあまり、自分の本当の気持ちやニーズを優先できず、自分らしさを失っている人を「他人軸で生きている状態」と言いますよね。
HSS型HSPさんはデフォルトで他者の期待に応えがち
HSS型HSPさんの多くが悩まれている問題の一つに、「期待に応えすぎている」があると思います。
これが、人間関係や人生全体の悩みに繋がっているのではないでしょうか。
会社では上司や部下の期待に応え、家に帰ったら家族の期待に応える。
「そんなに周りに合わせなくてもいいんじゃない?」と繊細でない方はおっしゃるかもしれませんが、期待に応えるという反応は、幼少期から他者と異なる感性を持つ自分を守るための、ある種の防衛なのです。
他者と感性や意見が異なる、というのは本来人間としてとても怖いことです。
例として、最近Netflixでも話題の漫画『チ。-地球の運動について-』という作品では、「地動説」を唱えると異端審問の対象で命をも脅かされる「天動説」が常識だったヨーロッパを舞台に、生きる意味や真理を追求する人々の姿が描かれてます。
まさに「処刑というリスクを背負っても、自分の信念を貫く尊さ」が際立つ面白い作品です。
ですが残念なことに、結局現代も多数の他者と異なる考えを持つことは孤立や迫害を生む構造は変わらず、「あいつは変なやつだ」と邪険にされてしまいます。
だからこそHSS型HSPさんは社会から孤立しないために、自分の直感や感性を無意識に抑え込み、他者の意見、他者の期待に合わせる他人軸を選ぶことで、非繊細さん優位の社会を必死に生き抜いてきたんです。
それなのに、大人になって「自分軸を持たないと幸せになれない」などと言われると、あまりに踏んだり蹴ったりですよね。
一見、望み薄に感じますが、安心してください。
ここからは、私が実践して「人の期待に応えること」を緩和させた考え方をご紹介します。
他人軸から脱して自分軸で生きることは簡単ではないかもしれませんが、少なくとも緩和することは可能だと分かったので、その方法を解説していきます。
解決案1.他者に理解されることを手放す
まずは他者に理解されることを手放すことです。
他者に自分を理解されようとすればするほど、自分らしさを犠牲にしてしまいます。
なぜなら他者が理解しやすいように、自分の態度や言葉の全てを調整してしまうからです。
だからこそ、「他者に理解されなくてもいい」と思うことが大切です。
私自身、幼い頃に両親が離婚し、母子家庭で育ちました。しかし母のストレスが大きかったせいか、私が17歳の頃に再婚相手を作り別居することに。
そこから私は、1人強く生きていく苦しみを、何度も親しい人に理解してもらいたいと思ったものです。
ですがここまでの人生で、他者に自分の経験を完全に理解してもらえたことはほとんどありませんでした。たとえ親しい友人や妻でも、自分の全てを理解するのは難しいのです。
なぜなら、他者は自分と同じ経験をしていないからです。他者が自分を理解することに、親しさは比例しません。
つまり無理に自分を理解してもらおうとすると、結局は相手の期待や常識に応えることになり、自分の軸を見失うことになってしまいます。
それよりも、自分の価値観を大切にし、自分らしさを守るために、「他者に理解されなくてもいい」と考えることが、自由で心地よい生き方につながります。
解決案2.自分の価値観を言語化する
価値観って言われるととても難しく感じますよね。私も自分の価値観が明確になるまで、「価値観って何だ?」と漠然としていました。
私の言葉で価値観を定義すると、「あなたが価値を感じ、あなたの人生で大事にしたいこと」です。
例えば私は「自分らしく生きること」を自分の人生で大事にしています。
私にとっての自分らしさ!
- 自分の感性や才能、創造を信じ、無理をせず自然体でいること
- 他者の価値観に流された方が楽な時も、自分が大事にしたいことを信じ諦めず行動すること
- この生き方が大変なのを知っているからこそ、総じて努力をすること
自分の人生で大事にしたいと思うことに、主観的に価値があると感じるなら、それが価値観なのです。
それに私はゴールドジムに行くほどフィットネスが好きなので、健康でいたいという価値観も持っています。
ですが世の中には、「好きなものを食べて好きに生きる」という価値観の方もいるので、やはり価値観は「あなたが何に価値を感じ、その価値を認め、何を今後の人生も大事にしていきたいか」というものになると考えます。
価値観が言語化できれば、少しずつでいいので、価値観を満たすために生きることです。
強く健康に生きたい私は、筋トレや食事制限をしていつでも健康体でいられるように心がけています。
また、自分らしく生きたいと思っているので、自分らしくないと思うことを辞めてみました。
私は組織で働くことを諦め、フリーランスで生きていくことを決めました。会社でなくても生きていく方法を考え、一つずつ試していくことが、価値観に従って生きることです。
それと同時に、他者と自分と比較したり、他者の大事なものを自分の大事なもののように感じたりしなくていいんです。自分が何に価値を感じるか、それだけですから。
まとめ
今回はHSS型HSPさんは自分軸で生きられるのか、というテーマで話を進めてきました。
他人の期待に応えることで生存してきたHSS型HSPさんが、他人軸から自分軸で生きることは、手放しに容易とは言えません。
しかしそれを緩和することは、私自身の経験を通して可能だと分かったので、2つの解決案を提案させていただきました。
今日の話のまとめ
- HSS型HSPさんが「人の期待に応えすぎている」のは、「他者と異なる感性を持つ自分を守るための防衛本能
- 防衛本能は、非繊細さん優位の社会を必死に生き抜くためのもの
- 無理に他者に理解されようとするほど、他者の期待に応えることにつながり、自分軸を見失ってしまう
- 価値観は、主観的に価値を認め、あなたの人生で大事にしたいこと
- 価値観を言語化し、それを満たす人生を継続的に歩めば、結果的に自分軸を生きていることになる
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