HSS型HSPさん必見!無理せず心地よい人間関係を築く方法

人間関係は心地良さを基準に築きましょうのアイキャッチ HSS型HSP

20代のHSS型HSPさんに向けたブログを運営するまさしです。このブログでは、「社会や他人の期待に応えすぎて自分らしさを失ってしまった20代HSS型HSPさんへ、自分の魅力を活かし、自分らしく生きられるようになること」を目的に情報発信をしています。

今回は、HSS型HSPさんこそ、心地の良い感覚に従って人間関係を築きましょう!というお話をします。

今の私の人間関係は、家族である妻、限られた少数の友人たち、毎週日曜日に妻と通っているキリスト教会の友人、お仕事でお付き合いのある方くらいです。数で言えば15名くらいでしょうか。

そんな少ない私の人間関係であっても、私は満ちている生活を送っていますし、これ以上人間関係を増やそう、と言う必要性は感じていません。

ですが、「結局世の中は、人脈が大事だって言うじゃない」とお思いの方もいるかもしれませんし、私も大学生くらいまでは、友達の数が大事なんじゃないかな、と思っていました。でも厳密に言えば、「本当は多くの人と無理に関わらなくても良いんじゃないか?」と心の内で思いながらも、「人脈や友人は多い方がいい」と言う世の中の価値観と葛藤していたように思います。

もしかしたら過去の私のように世間の価値観と葛藤しながらお仕事をされていたり、親や親族、また古くからの友人などの関わりを大事にすべきだと思い苦しまれていたりするのであれば、今日のお話を最後までご覧いただければ、参考になるはずです。

結論:人間関係は一緒に居て心地の良い人だけで良い

現状の私の結論は、人間関係は一緒に居て心地の良い人だけで良い」になります。

HSS型HSPの私たちは、言わずもがな感受性が優れています。小さなことに気づける能力がとても高いので、まずは自分の心地良さに焦点を当てるように心がけてみましょう。心地良さというと抽象的に聞こえるかもしれませんが、以下の簡単な質問を一緒にイメージしてみるところから始めましょう。

例えば、「今日の夜はどんな過ごし方をしたいですか?」という質問があったとします。
この質問に答えるときは必ず「自分の心地良い感覚を軸」に考えてください
どんな答えになるでしょうか?

私であれば、「妻と一緒にご飯を食べて、好きなアニメを見たいかな。最近夜は寒いから、温かい紅茶、あとチョコがあればもっと心地良いな。今日は疲れているから、10時には電気を消して、眠りたいな」と答えます。あなたはどうでしょうか?

心地良さは人それぞれ

心地良さは人それぞれです。だからこそ、自分が感じる、「一緒に居て心地良い」とう感覚を頼りに、人間関係を築いていけばいいんです。

HSS型HSPの私たちは刺激を好みます。ですが感受性が優れているのでキャパオーバーになり安く、何日かダウンする、みたいなことが平気でありますよね。

例えば友達が、自分の友人を私に紹介するシチュエーションなんかは大変です。

意外にも始めは「友達の”友達”か。面白そうだな」と思って、新しい刺激に喜び、ついその”友達”がどんな人かをを聞きすぎてしまいます。ですが帰ってくる頃にはヘトヘトに疲れていて、「なんであんなに気を遣って話してたんだろう、本当は自分のことも話したかったのにな。また自分の意見を表現できなかった..」と1人反省会。

これって言うのは、つまり、「自分の心地良さからはみ出すぎた」という結果なんだと私は思います。仮に自分の心地良さが「腹を割って喋ることや気を遣わないこと」だとすれば、自分を抑えて相手を喜ばせようとする行為などは、自分の心地良さから離れていてストレスの元になります。

だからこそ、疲れてしまい、回復に時間がかかる羽目になるのだと。そういう人にこそ、「心地良い感覚に焦点を当て、自分の心地良さからはみ出すぎない人間関係を築くこと」を、HSS型HSPさんにおすすめしたいです。

今回でいえば、例えば具体的な自分のニーズを話の途中で伝えたり、相手にどう思われてもいいや、という開き直りで無理しない姿勢を貫いたりできたかもしれません。ただどうしても相手の機嫌をとってしまうし、その後に疲れてしまうなとわかっているのなら、その場に参加しないという対策もあるでしょう。

親や親族が心地悪い場合

また親や親族との人間関係が心地悪いという感覚を持つ方もいると思います。私もその1人でした。

去年私は、6年間疎遠の母親と、10年以上会っていなかった父親とも和解しました。妻やいろんな方の支えや助言があって、勇気を持って1人ずつ会いに行き、許すことを決めました。これは人生におけるとんでもない転機です。世の中には何十年と親に会えていない人もいて、それがどれだけ自分らしく生きることの壁になっているか、私は痛すぎるほど、分かります。

親子関係で悩まれている方はかなり多いと思いますので、どのようにして親と和解できたかなど、ここでの出来事はまたいつか話をできればと思います。

話を戻して結論を言うと、親や親族との関係が心地悪いと思うのであれば、関わる必要はないです。なぜなら、親や親族も人間であり、私たちもまた人間だからです。人間である以上、「心地良いか悪いか」の感覚を持っています。この感覚通りに心地悪ければ、相手も心地悪いと思っているはずなので、関わっても何かが発展することはありません。「親だから、親族だから」というのは一般論であり、「自分の心地良さ」とは別の物ですからね。

なので大事なのは、親や親族であっても、「一緒にいるのが心地悪い」と心の奥底で思うのであれば、それにまず気づいて直視することです。気づいたとしても、またもうすでに気づいていても行動できないという方は、「考えずに行動」が本当におすすめです。以下は本気で現状を変えたいという方だけ聞いてください。

「考えずに行動」というのは、例えばとんでもない飢饉に襲われた時、生きるためには絶対に食べたくない嫌いな食べ物しか目の前にない状態でも食べるしかない、みたいな状況です。

具体的には、親や親族と一緒に住んでいる人は、家から出ましょう。私の20代の友人の何人かは、私が助言したことで心地の悪い親との関係を、家から出ることで解決しました。一度離れた方が、親と良い距離感で関係を築けることもあるからです。あなたもきっとできるはずです。

まとめ

いかがでしたか?今回は、HSS型HSPさんの人間関係において、世間の価値観と自分が合わない時は、自分の心地良い感覚に従うことが大事だということをお話ししてきました。今日の話を簡単にまとめます。

  • 人間関係は一緒に居て心地の良い人だけで良い
  • 自分の感覚である「心地良い」を基準に「心地良さからはみ出すぎない人付き合い」をすれば良い
  • 親や親族であれ心地悪ければ関わるべきではないし仮に関わっても発展しない

何より大事なのは、自分の内側にある心地良いか悪いかという感覚に目を向けることだと、今の人間関係に感謝できるようになって私も気づきました。

とはいえタイミングによっては、心地の悪い人とも関わらないといけない場合もあると思いますが、結論、適当にやっていればいいんです。「心地の良さ」というのは、決してこちらの直感で独断的に決定づけるものではなく、相手がこちらに向ける空気感や態度なども大きく関わってきます。つまりあなたが独りよがりで人間関係を冷徹にジャッジして決めているわけでないので、罪悪感を感じることはありません。

心地よいという感覚は抽象的ですが、言語化すると、「自然の流れに逆らっていない、無理をしていない、頑張っていない感覚」に近いと思っています。これらの感覚を信じてもなお一緒にいてくれる人がいることが分かれば、これがどれほど恵みで感謝すべきものなのかが、私もやっとわかりました。

私はこれに気づいてからは、無理に頑張って関わる人全員と人付き合いをしなくて良いなと思えるようになりましたし、次は私が多くの人にこの気づきを届けられる人になりたいと思うようになりました。今日もあなたが自分らしく生きられるようになることを応援しています!ではまた次の記事でお会いしましょう。

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